IT営業マン~katsuの呟き~

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【体験談】土地活用営業の実態とは?

こんにちは!

かつです!

 

最近ふと思ったのですが、「こんにちは!」と最初挨拶してるのですが、いつも公開しているのは、朝なので「おはようございます!」の方が良いのかな?しばらくは、「こんにちは!」で行こうと思います。

 

さて、前回新卒で入社したケーブルテレビに仕事について書きました。

まだ、見ていない人は下記からどうぞ!↓↓↓

 

katsuitsales.hatenablog.com

 

今回は2社目に入社した、不動産業の土地活用の営業です。ここもいろいろなことがありましたので、書いていきたいと思います!それではいきましょう!

 

 

①ケーブルテレビの営業から土地活用の営業へ

新卒で入社したケーブルテレビの営業を6か月で退職して、3か月後に入社しました。新卒の時もなんだかんだ営業は楽しかったので、今度はお客様の為になる営業を!と志して、土地活用の営業に入社しました。

 

①-1 土地活用の営業って?

そもそも土地活用の営業ってなんでしょうか? 簡単に言うと空いている土地をアパートを建てたり、駐車場にしたりして、有効活用することです。土地を持っている人を地主というのですが、土地を持っていると固定資産税などの税金がかかってしまいます。折角持っている土地をなにもしないというのはもったいないです。じゃあこの土地を有効的に使って税金も抑えて、不労所得を得ませんか?という営業です。

 

①-2 営業手法はなに?

土地活用の営業は基本的には、飛込営業、テレアポです。たまに問い合わせの対応もあるのですが、8割は飛込、テレアポです。

飛込はなんとなくわかるけど、テレアポってどうやるの?という疑問もあるでしょう。実は土地の所有者は、法務局でお金を払って調べればわかります。なので場合によっては電話番号も分かったりします。電話番号が分かれば、ひたすら電話営業が始まります。

なので、営業をしていると「なんで、俺の家の番号がわかる? 詐欺か? 土地の場所もなんでわかるんだ!!!」と怒る人もいます。だいだいは法務局で調べられますと言えば、なにも言い返せなくなります。ただ、電話番号は・・・これは言わない方がいいかもしれません(笑)(とある方法で調べることができます)

ちなみにアポイントは全く取れません。なので、一方的にこちら赴いて何度も訪問して、やっと土地の話をすることが多いです。最初から土地の話ができるのはとてもラッキーです。

 

①-3 税金、金融、不動産に関する知識が必要

この仕事は入社する難易度としては、低い方です。やる気と元気があれば入社できます。なので、入社時には特別知識がないとだめということはないです。

ただ、入社してから大変なのが税金、金融、不動産の知識を覚えなくてはなりません。土地活用というのは、大きなお金が動きます。何千万~何億クラスのお金が1件の契約で動きます。なので、なにも知らない人には地主さんも頼りたくないですよね。専門用語、固定資産税の計算方法や建物を建設するときの法律・・・。覚えることがたくさんです。業務時間帯は営業活動、業務終了後は勉強というのが最初は続いていくと思います。

 

②土地活用営業の1日の流れ

ここまで土地活用営業についてお話しました。次に1日の仕事の流れになります。ちなみに私が扱っていた商品はアパート経営でした。そんな営業の1日はどんなものなのか見ていきましょう。

②-1 午前:自分の担当エリアへテレアポ

私が入社していた会社は、朝会などがありませんでした。なぜかと言うと、朝会でビジネスチャンスがなくなる可能性があるということでした。

自分の担当エリアには約500人以上の地主さんがおり、エリアを5つほど持っていました。なので、約2500人の地主さんがターゲットです。午前中は在宅率が高いので、地主さんとの接触率を上げるためにテレアポをします。基本的には断られることが多いので、断られたら次。また次。とどんどん電話をかけていきます。アポが取れれば午後から向かうのですが、アポが取れそうにもない場合は、「〇月〇日 〇時ごろ近くで別のお客様と会う約束があるので、もしいらっしゃったらご挨拶させてください」と勝手にアポを取ります。会社内では「勝手アポ」と呼んでいました。午前中はひたすらこの作業の繰り返しです。

 

②-2 午後:外回り

午後からはアポや勝手アポを取っている地主さんの家に訪問や午前中電話に出なかった、家に飛込で訪問します。また、商談がある人は商談を行います。 これもかなりきついですね。不在の場合は、時間を変えて訪問したりしてたので、必然と事務所に帰るのが遅くなります。根気よく当たるしかありません。

 

②-3 帰社後の夕会

土地活用の営業は体育会系です。なので、夕会はかなり詰められます。見込み客を掘りこせないだけで、どうするんだと詰めてきます。最終的には精神論です。私がいた会社では20時に夕会が始まり24時までやってました。終電がない状態です。車の通勤の先輩に送ってもらったりしていました。

正直かなり時間の無駄でした。。。ずっと同じ話で、解決策の話もなんの話も進みません。また、その時の残業代の支給もありません。良くこんな会社で働いてたなと言う感じです。。。

 

③土地活用営業に向いている人・向いていない人

ここまで振り返るとすごく大変な営業ということがわかると思います。正直向いてる人と向いていない人がはっきりする仕事です。簡単にまとめてみました。

 

③-1 向いている人の特徴

・体育会系の部活にいた

→不動産業界自体が体育会系なので、精神論の考えがまだ根付いています。なので体育会系に慣れてない人は、とにかくつらいと思います。

 

・お金を稼ぎたい人

→1度の契約で〇千万~〇億というお金が動きます。その分インセンティブ(成果報酬)の額も高いです。なので、新卒での年収1000万越えが実現できます。きつい仕事だからこそ報酬も高いのです。

 

・コツコツ仕事が出来る人

→たった1回の訪問では契約が取れない世界です。なので、コツコツ、地道に営業活動を行う必要があります。1か月、3か月、半年、1年、それ以上通い詰めてやっと契約が取れます。すぐに結果を出したがる人はかなりストレスになるかもしれません。

 

③-2 向いていない人

打たれ弱い

営業は断られるのが仕事みたいなものですが、この仕事は毎回のように断られます。なので、何回も地主さんにあたる必要があるのですが、1回断られてへこんでしまうようではなかなか難しいです。

 

・継続的に仕事が出来ない人

→何回も訪問しなければならないので、継続力がない人はすぐに訪問しなくなります。いかに覚えてもらえるかが勝負な世界なので、訪問しなくなれば契約もできないです

 

・遠慮しちゃう人

→営業にもタイプがあります。ガツガツしている営業、お客さんの立場に寄り添う営業とあるのですが、お客さんから断られて遠慮してしまうのもダメです。恐らく二度と訪問することがないでしょう。

 

④まとめ

土地活用の営業は決して楽な営業ではありません。ですが、確実に営業力を身に付けることができます。給料も高いのでやりがいも大きく感じるでしょう。その分辛いことや楽しいことも多い営業です。

 

ちなみに私が、この仕事を辞めた理由は会社とかなり揉めたからです(笑)

また、今度書こうかなと思うのですが、箇条書きにすると

  • 会社判断で目の前の利益を優先し、将来的な利益を捨てて契約白紙で揉める
  • 新人営業(営業、業界未経験)に初日からノルマを課せ達成できず詰めていたので、私が意見すると「てめえは黙ってろ」と言ってきたので思わず反論

こんな感じで、辞めろと言われたのではい辞めますと言って辞めました(笑)

この会社も6か月ぐらいしかいませんでしたね。。。

今の会社はのびのびと働いています!

 

かなり長くなりましたが、今回はここまでにします!

またお会いしましょう!